なぜ毛穴は開きニキビはできるのか?

毛穴から排出される「肌を守るうるおい成分」

毛穴の数は生まれながらに決まっています。

遺伝や環境などの影響がありますが、その数はおおよそ肌1平方センチメートルに20個以上はあるといわれています。

毛穴とは皮膚のくぼみで、医学的には「毛包」と呼ばれます。

毛の出入口であり、皮脂を排出する大切な役割を担っています。

毛穴の出口付近にある皮脂腺から皮脂が分泌され、毛を伝わって外に排出されます。

肌に排出された皮脂は、皮脂膜をつくって、乾燥から肌を守るうるおい成分となります。

皮脂腺の発達は体の部位によって異なり、もっとも多いところが頭、次に額や鼻のまわりとなります。

皮脂腺は毛包、つまり毛穴のない手のひらや足の裏にはありません。

男性ホルモンの過剰分泌が毛穴トラブルをまねく

毛穴そのものを小さくしたり減らしたいと思う人がいるかもしれませんが、根本から変えることは困難です。

ただし、男性ホルモンの過剰分泌をまねくストレスを抑えたり、スキンケアによって毛穴をきれいに目立たなくすることはできます。

毛穴の大きさや皮脂の分泌量は、男性ホルモンが大きくかかわっています。

男性ホルモンには皮脂分泌や体毛の発育を促す働きがあります。

男性ホルモンが増えると、皮脂腺の働きが活発になり、毛穴も目立ちやすくなります。

毛穴に皮脂やはがれた角質が詰まるのが原因

毛穴のトラブルの原因の多くは毛穴の「詰まり」と「開き」にあります。

とくに、毛穴の黒ずみは多くの人が悩んでいるトラブルでしょう。

黒ずみは、古くなった角質や余分な皮脂が排出されずに酸化することで生まれます。

皮脂腺から分泌された皮脂や周囲の角質が毛穴の中で固まり、詰まります。

これを「角栓」といいます。

毎日正しいクレンジングや洗顔を行うと目立った黒ずみや角栓は生まれないのですが、いつの間にか毛穴に汚れが詰まり、悪化することがあります。

適したケアで毛穴が目立たなくなる

毛穴の黒ずみは、ピーリング剤や、たんぱく質分解酵素で余分な角質を取り除く酵素洗顔、スクラブ剤などを使い、毛穴の奥の汚れと厚くなった角質を取り除いてケアします。

その結果、肌本来の弾力がよみがえり、適切な皮脂の分泌と排出が行われ、毛穴は目立たなくなってきます。

毛穴の黒ずみを取ろうと、力を入れてゴシゴシ洗う人がいますが、色素沈着やシワの原因となるので絶対に止めてください。

脂っぽい毛穴に困っているときも、肌を押して脂を出そうとする行為は厳禁です。

押せば押すほど皮脂がどんどん出るので、際限なく、症状を悪化させます。

毛穴ケアは清潔を保ちながら、やさしく行ってください。