女性のニキビは生理周期によって大きくケア方法が変わる

ピーリングを上手に活用する

市販のピーリンク剤は、だれもが安全に使えるように、皮膚科などの医師が治療に使うものより濃度が薄くなっています。

本格的なケミカルピーリングを行いたい場合は、皮膚科を受診して相談しましょう。

施術メニューとして用意しているところも増えています。

近頃は、さまざまなピーリング剤が出ていますが、市販品の中で初心者におすすめなのは手ごろな石けんタイプです。

取れた角質といっしょに肌についたピーリング剤も簡単に洗い流せるため、比較的刺激が少ないといえます。

一方、ふき取りタイプは、肌を強くこする可能性もあるので、肌荒れの原因となり、すでにニキビができている場合、あまりおすすめできません。

月経2週間前からの黄体期はニキビに注意

女性の場合、ニキビは月経周期にも大きく影響します。

女性の月経周期は、月経期、卵胞期、排卵期、黄体期の4つに分かれます。

この中で、ニキビができやすいのは、黄体期(月経前の2週間)です。

ちょうどPMS(月経前症候群)の時期とも重なるので、イライラしてしまう人も多く、その結果、ニキビができることもあります。

この時期は皮脂の分泌を増加させる黄体ホルモンの分泌が高まり、毛穴が詰まりやすくなります。

月経期に入ると、黄体ホルモンの分泌が減少して、ニキビが改善することがあります。

しかし、同時に皮脂の分泌が減少するので、肌が乾燥して荒れやすくなります。

黄体期と月経期は肌がデリケートなので、基本的な洗顔と保湿をしっかり行う「守りのケア」をして、毛穴を詰まらせないようにしましょう。

メイクは刺激の少ないパウダーファンデーションなどが適しています。

食事は脂肪分少なめの和食がおすすめです。

入浴で心身の緊張をほぐして、睡眠時間をたっぷり取りましょう。

卵胞期・排卵期は攻めのニキビケアを

月経が終わって、卵胞ホルモンの分泌が増える卵胞期(月経が始まって6日~12日)に入ると、肌の調子も体調もよくなります。

そして排卵期(月経が始まって13日~15日)になると卵胞ホルモンの分泌はピークに達し、肌も絶好調になり、「攻めのケア」が可能です。

肌の様子がよいなら、ピーリンクやビタミンC誘導体を含む化粧品などにも挑戦してみましょう。

ニキビの赤みが数年残ることも

ニキビが進行して炎症が起こり赤くなった場合、ニキビが治っても赤みは残ることがあります。

これは一生残るわけではなく、通常は2~3年で消えていきます。

早く赤みを取るには、ビタミンC誘導体配合の基礎化粧品がおすすめです。

一方、ニキビ後の赤みが炎症性色素沈着となって残るケースもあります。

これも数年でほとんど消えますが、まれに日焼けをすると残る場合があります。

こうした場合、美白化粧品を使うとともに、角質ケアも効果があります。

ニキビは決してつぶさないこと

ニキビをつぶすと一時的に目立たなくなるケースがありますが、雑菌が傷口に入り込み、さらにニキビを悪化させるという悪循環におちいります。

絶対にニキビはつぶさないでください。

ニキビが化膿するなど強い炎症が起きると、デコボコとしたクレーター状態になることがあります。

こうした陥没を元の滑らかな状態に戻すことはむずかしくなります。

ニキビがひどくなった場合はすぐに皮膚科医に相談しましょう。